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日々のこと

南アルプスに行く方々へ、その5

南信濃和田にある、南信濃公民館会議室で遠山郷山岳遭難救助隊員を対象に行われた講習会のテキストの一部です。テキスト下部の写真は遭難者と救助隊員が身に付ける防護服の着用例です。

講習を受ける遠山郷山岳遭難救助隊のメンバー(私も隊員です)。

長野県警察本部山岳救助隊の隊長櫛引さんから、コロナウイルス感染予防対策を考慮した山岳遭難救助活動についての講演があり、貴重なお話しをしていただきました。

コロナウイルス感染予防対策として、遭難者に防護服を着せています。

コロナウイルスに感染しない為、濃厚接触しないことが大切ですが、遭難者が歩行出来ない場合等は濃厚接触することになるので、遭難者、救助隊員共に防護服を着ることが望ましいとのことでした。

防護服を着用すると暑さで熱中症になる可能性があり、これからの夏山シーズンには防護服を着用することが躊躇われるそうで、ゴーグルは曇って視界が悪くなり、マスクは息苦しくて呼吸困難になるらしいです。

救助隊員が遭難者を背負っている場面。

遭難事故発生の報告を受けてから救助隊が現場に着くまでにコロナウイルス感染予防対策として、家族等に遭難者の感染有無の確認、救助隊員の役割分担等が新たに追加されています。

ウィズコロナとなってから山岳遭難の救助活動が少ないこともあり、現場はまだ試行錯誤している状態です。

県警本部山岳救助隊隊長の櫛引さんの講演の中で、「遭難者を救助することが目的ですが、救助隊員の安全第一が優先される」と言われたことが印象に残りました。

万が一の為に山岳遭難救助隊の活動は行っていますが、一番良いのは山岳遭難救助隊の出番が無いことです。

無理の無い計画で安心安全な登山を心掛けて下さい。

ペフ

遠山郷在住。移り住んで10年以上。飯田下伊那のコミュニティエフエム、飯田エフエム放送(iステーション)のリスナーで、iステーションで時々、私「ペフ」の遠山郷のメッセージが読まれることがあります。ラジオに送らないことをここで発信していきます。