
「繋げられる側から繋がる側、そして繋ぐ側へ」
今回のフィールドスタディを通じて、良かったと思えることは本当にたくさんあった。
その良かったことの一つが、自分の想いや原点のようなものを学生との会話の中で改めて実感できたことだった。
熱心で楽しい学生たちと話していると、ついつい色々話したくなり、結果自分の想いを改めて見つめ返すことになった。
何人もの友達を遠山郷へ連れて来ては遊び倒していた高校・大学の学生時代。
大勢の友達を実家に呼んでいたが、そのうちの数人に一人、ハマるやつが現れる。
そんなハマる友達の
「遠山家はもはや第二の実家」
「今度は友達連れてくる」
「次はのりいなくても親父さんと呑みにくる(笑)」
という発言が嬉しくて、結局学生時代は長期休みの度に人を呼んでいた。
最初はただ呼ばれて来ていた友達が、徐々にふらっと来てくれるようになる。
自分だけでなく、自分の地元の友達や家族と仲良くなる。
いつの間にか友達の友達が遊びに来るようになる。
いつの間にかその人にとっての居場所、少しだけ大事な場所になる。
そんな瞬間を見るとワクワクするし、嬉しくなる。
学生とまち歩きしながらぽつぽつ自分の事を話す中で、根本的に今も学生時代も楽しんでいる根っこは変わらないんじゃないか。
そう改めて感じることが出来た。
根っこ変わらず、これからも人と関わっていきたい、そう思えた一日だった。