
田舎の朝と言えば?
ラジオ体操?

朝のジョギング?

いいえ、違います。
草刈一択です。

先日の休みは梅雨時期、久々の曇り空。
遠山郷ではあっちでもこっちでも「うぃーん、うぃーん」という草刈り機ビーバーの音が鳴り響きます。
僕が住んでいるコンパスハウスでも住人二人が地域の草刈に呼ばれ参加してきました。刈ったのはコンパスハウスの近く道沿いの草たち。いつの間にこんなに伸びたのかと思うほどの草草草。

7:30の早朝から2時間ほどかけて近くのおじさんたちと刈りつくしました。
草刈り自体は地味で、暑くて、疲れる、大変な肉体労働。
しかもやるのは自分の敷地外。もらえるのは缶コーヒーと缶のお茶。
仕事と考えたらあまりに割りに合わないこの作業。
それでも田舎の皆がやるのは、「”自分”の敷地”外”でも、”みんな”の敷地”内”」だから。
都会であれば知らない誰かがお金と引き換えにやる肉体労働。
でも田舎では知ってる誰かがそれぞれの役割をやって生活が回ります。
都会の方がたぶん楽。
でも、顔を知ってる誰か同士がお互い様で生きていくのも割と心地よいと思う。
その中の端っこに自分たちも混ぜてもらっているのも少しだけ良い気分。まぁ大変だけれども(笑)
一つだけ確かに言えるのは、自分たちのことを自分たちの手でやる田舎のおじちゃんたちはやっぱりかっこいい。
これは間違いない。
ちょっと周りを見回してみると気づく諸々。
都会より少しだけ周りの世界が身近な田舎暮らしも悪くない。
そんな気持ちの今日この頃。
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追伸
ちょっと草刈で重機だして来るあたりが遠山流。かっこよすぎる笑
