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日々のこと

稀少野生動植物

唐突ですがクイズです。

遠山郷に特別指定稀少野生動植物は生息する?Yes or No

長野県には、長野県稀少野生動植物保護条例という条例があります。

この条例の目的は、第1条に次のように記されています。

この条例は、希少野生動植物が本県の自然環境の重要な構成要素の一つであるとともに県民共有の貴重な財産であり、その保護が生物の多様性を確保していく上で欠くことのできないものであることにかんがみ、希少野生動植物の保護に関し、県、事業者及び県民等の責務を明らかにするとともに、希少野生動植物の個体の取扱いに関する規制及びその生息地等の保護回復のための措置等について必要な事項を定めることにより、希少野生動植物の保護対策の総合的な推進を図り、もって自然と人との共生を実現し、これを将来の世代へ継承していくことを目的とする。

この条文の中に「県民等」という言葉があります。第2条第5項に次のように定義されています。

この条例において「県民等」とは、県民、滞在者及び旅行者をいう。

つまり長野県民だけでなくて長野県に居る人全てということになります。

クイズの中にある「特別指定稀少野生動植物」もこの条例の第2条第3項で定義されています。

3 この条例において「特別指定希少野生動植物」とは、指定希少野生動植物のうち、特に緊急に保護を図る必要があるものとして第8条第1項の規定により知事が指定したものをいう。

ここに第8条第1項の規定とありますが、この規定とは、

指定希少野生動植物及び特別指定希少野生動植物は、知事が、あらかじめ、審議会、事業者及び県民等の意見を聴いて指定する。

とされています。そして第13条には、

何人も、特別指定希少野生動植物の生きている個体は、捕獲等をしてはならない。

但し書きとして、許可を受けた者と人の生命又は身体の保護などやむ得ない事由があるときとされています。ここでの許可を受けた者は、学術研究又は繁殖の目的その他規則で定める目的で捕獲等を行う者となっています。又、第13条第2項には、

何人も、前項の規定に違反して捕獲等をされた特別指定希少野生動植物の個体及びその加工品(規則で定めるものに限る。第17条及び第18条において同じ。)を所持し、譲り渡し、又は譲り受けてはならない。

となっていて、この違反に対しては罰則が設けられています。

「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」(第42条)

この条例は平成16年1月1日から施行されています。

さて、遠山郷に条例で違反すると罰則で1年以下の懲役又は50万円以下の罰金となる特別指定稀少野生動植物は生息しているでしょうか?

長野県のホームページに一覧表があるので下に貼り付けておきます。指定稀少野生動植物は72種類でこのうち19種類が特別指定稀少野生動植物です。

長野県のホームページより

上の表を見て驚きました。ブッポウソウが特別指定稀少野生動植物に指定されているとは知りませんでした。実は別の特別指定稀少野生動植物について記事を書くつもりでネット検索していると「長野県産の稀にある珍品」としてある特別指定稀少野生動植物が販売されていて、おかしいなと思って調べていたらこんな記事になりました。

種類と生息地域が特定されると罰則を気にしないで採取等をする人がいて県外へ持ち出し絶滅する恐れがあるために、この記事では野生動植物の写真の掲載はあえてしませんでした。

 

 

ペフ

遠山郷在住。移り住んで10年以上。飯田下伊那のコミュニティエフエム、飯田エフエム放送(iステーション)のリスナーで、iステーションで時々、私「ペフ」の遠山郷のメッセージが読まれることがあります。ラジオに送らないことをここで発信していきます。