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日々のこと

ふじ糸作り、灰汁炊き

かなり投稿の間が空いてしまいました、お久しぶりです。

少し前の事ですが、藤蔓を採取して皮を剥くところまで報告しました。今月は前回の続きの作業となる中皮(アラソ)の灰汁炊き等を行いましたので報告します。

土曜日の午後、作業に関心を持っているお客様二人とふじ糸伝承の会の会員さんが八重河内の小嵐川の河原に集まりました。先ず河原で灰汁炊きの準備として釜を設置する場所の草刈、藤の中皮を煮る釜を川で洗い、釜の設置を行います。

更に灰汁炊きの後に糸の元となる繊維に付着した余分なものを洗い流すときに使う道具、コウバシを作ります。ここまでの作業を行い初日の準備作業は終了しました。

さて翌日の日曜日は朝6時からお客様二人とふじ糸伝承の会の会員三人で作業開始。

ドラム缶改造の釜に灰で作った強アルカリ性の灰汁にアラソを入れ、釜の下の薪に点火して釜で灰汁炊きを開始します。

ここまで作業が進むと後は灰汁炊きが終わるまで火の管理と水を時々追加するだけ。早朝から作業して、朝食を食べる余裕がなかったので、ふじ糸伝承の会の会員さんが作ってくれた朝食をいただきました。

時間が空いたので、近くにある梁ノ木番所を見学しました。窓や戸が金属のサッシになっていないのでとても雰囲気の良い建物です。

梁ノ木番所から河原に戻り灰汁炊きの状態を見守ります。灰汁炊きが終わる頃にふじ糸伝承の会の会員三人が到着し、差し入れてもらったパン等でお茶を頂きました。(うーん食べてばかりだな~)

約4時間灰汁炊きしたアラソを前日作ったコウバシを使い川の流れを利用して洗います。(フジコキ)この作業は洗う際にふじ糸になる繊維も流れてしまうので、下流に網を張って流れていった繊維を回収する様にしています。

フジコキをおこなっているとお昼のお弁当をヨシマルヤさんが届けてくれました。河原でもちゃんと配達してくれることにびっくり!美味しく頂きました。食べてばかりみたいだけど、作業はちゃんと進んでいます。

フジコキを終えて二日間の作業は終了しました。でもまだ糸になっていません。作業は次回に続きます。

ペフ

遠山郷在住。移り住んで10年以上。飯田下伊那のコミュニティエフエム、飯田エフエム放送(iステーション)のリスナーで、iステーションで時々、私「ペフ」の遠山郷のメッセージが読まれることがあります。ラジオに送らないことをここで発信していきます。